最近のCINEMA 4Dのオブジェクト管理について

海外アーティストは、C4Dのオブジェクト管理がレイヤでやっていることが多いけど、なんでかなと思ったら、多分余計な計算させないためだな。

グループ化でレンダリングさせない方法だと、ブールやSDSの計算はそのまましちゃうから、無駄なプレ計算が発生するから、オブジェクトが大量にあるとバカにできないからだろうな。

レイヤだと、ジェネレータもオフにしたりできるから実質オブジェクト削除と同じ効果が得られるからだろうな。

あとスクリーンショットを見てると、レンダリングするレイヤをソロもオードをオンしてる感じ。ソロがオンになっていると、それ以外はすべてオフの状態になる。

layer

 

 

あと、面白いなと思ったのが、パシフィック・リムのオープニングのプロクシーシステム。彼らはMoGraphのアニメーションを作成するのに、本番用のハイポリオブジェクトや大量のクローンとは別に、ローポリとクローンを減らしたものでタイミングやライティングを合わせて、レンダリング時に差し替えたそうだ。

もちろん、事前にテストレンダリングしてローポリで作ってレンダリングだけ本番を使うことができているそうだけど。