Cinema 4D: デプスパスの代わりにPositionパスを使う
Cinema 4Dのデプスパスは結構特殊で、マルチパスでデプスチャンネルを追加するだけでなく、デプスの範囲カメラで指定する必要がある。そのため、これをちゃんと設定してやらないとデプスがでない。また、値が0-1でクランプされてしまう。
この問題を解決する方法として、知り合いにPositionパスを使えばいいと教えてもらった。Positionパスはレンダリング設定の特殊効果にあり、これを追加して空間を<カメラ>にする。そして、マルチパスで特殊効果をゆうこうにして、HDRかEXRで保存する。
これでレンダリングすると、下記のような画像になる。これだけ見るとどうやって使うかわからないが、Photoshopの色調補正の露出やAfter Effectsの露出フィルタで露光量を思いっきり減らす。デプスパスのような感じになる。元は32bit画像なので、露光量を調整することで奥行きの度合いを後から調整できる。あとは、RGBのBチャンネルだけを使うようにすれば、カメラからの距離によるデプスが取得できる。
ちなみに、RがX方向で、GがY方向になるので、用途によって使い分けもできる。
C4DのMoGraphを使って等高線を表現 | Patec Inc. Log
on2017年3月23日 at 3:44 PM says: