MoGraphのアニメーションを他の3Dツールに持っていく方法
MoGraphのアニメーションを他の3Dツールに持って行くには幾つか方法がある。基本的にベイクする必要があるが、通常の方法ではfbxでは書き出しができない。
Alembicを使った方法
これが最も簡単で、標準機能だけでできる。非常にシンプルでAlembicで保存するだけ。事前にベイクなどは不要。ただし、Alembicをサポートしているソフトが少ないのが難点。3dsmaxにインポートする場合、ExocortexのCrateプラグインでないと読み込めない。
デジタル・フロンティアでもAlembicのインポートプラグインを配布しているが、こちらでは正常にインポートはできなかった。
SteadyBAKEを使った方法
もう少し汎用的なフォーマットで書き出したい場合は、SteadyBAKEのPLAmateを使うと、PLA(ポイント・レベル・アニメーション)でベイクできるので、ベイク後FBXで書き出せばOK。ただし、PLAでベイクするので、頂点数の変わるようなアニメーション(MoGraphでクローン数が変化するようなもの)は対応していない。
NitroBakeを使った方法
NitroBakeは、MoGraphはもちろんTP、ヘアなどもベイクできる。このプラグインが優れているのは、普通のキーフレームアニメーションにしてくれる点と、オブジェクト数が変わるようなもものでもベイクできる点だ。詳しい機能は以下のムービーを参照のこと。
なお、こちらは有償のプラグインで30ユーロ。
Nitrobake Beta Preview from Orestis Konstantinidis on Vimeo.